ゲームをさせたりテレビを観させている代わりに、その時間を読み聞かせに変換~!
そうすれば、あなたは将来、子どもの教育で憂いしたり心配したりせずに
安心して子供を見ていられる親になれるのではないかと、私は信じています。
テレビやビデオを観させ過ぎ、と気づいたら、絵本を持ってきて読んであげてください。
ゲームがないと時間を持て余しているようなら、絵本の読み聞かせをしてあげてね。
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「ただいま」
「じゃあ行ってくるね」
「別に」
「大丈夫」
「あっち行って」
最近、うちの息子は上記の単語だけで生きてます(家庭では)。
あんなにペラペラペラペラ喋りまくっていた子ですが、
13歳の夏以来、声変わりを始め背が急に伸びてきたと思ったら
親となんて口をきいてくれません。
小さい頃は歴史の話しだとか、科学の話しだとか複雑なお話を
自分からいっぱいいっぱい喋ってたのですが、
今なんて、(あの子は話ができなくっちゃったのだろうか?)と思うほど、
ムッツリしております。
息子の同級生のお父さんは、このようなティーンエージャーの男の子のことを
「まるで睾丸が下に下がるにつれ、IQも下がるようだ」と言っておりました。
また家に遊びに来た、やはりティーンエージャーの男の子がいる
科学者のお母さんの話しによると、先日参加したコンファレンスで
脳の研究者が、プレゼンテーションでこんなことを言っていたそうです。
「3歳までの脳細胞の発達はあーたらこーたらで、
その後の発達は緩やかになり、そしてティーンエージャーになって、、、
はい、ここを見てください(とパワーポイントのグラフの曲線を指して、
ええ、ここですが・・ 何もありません」
これを聞いて、会場のティーンの親くらいの年齢の参加者は爆笑していたそうです。
実はこの話を聞いて、私たちも大笑いしてしまいました。
でもこれね、私たちが笑ってられるというのは、実はラッキーなことだと思うのです。
なぜなら、(ま~今の年頃の時期だけで、いずれは変わるだろう)って
心の底では安心して見ていられるからなのです。
安心していられるのにはワケがあります。
私たち、もう本当に子供が生まれてから、息子を色々な物に触れさせ
様々なことを学ばせてきました。
特に自信を持てるのは、私たちは常に彼と色々な会話をしてきたことです。
とにかく彼が質問することには、できる限り答えてきました。
赤ちゃんの頃から、彼には色々な説明を常に常にしてきました。
お散歩をしながら、犬が歩いているのを見ると、犬の種類についてお話しました。
そして家に帰って図鑑で犬を見せ、本で他の動物のことを学び、
その延長で動物園に行く・・・ これは例えばの話ですが、
何を見ても私たちは息子を教育する材料にしてきたと思います。
だから、喋りまくってました。
でも今考えると、それが一番効果があった教育方法だったように思います。
親が喋りまくる・・・(っていうと表現悪いか)
え、では、「親が話しかけをする、、、」
なんかでも・・・ 「話しかけをする」っていう程度じゃなかったんですよね。
本当に「話しかけどおし」、または「話しかけまくり」状態だったのですから。
その背景には普通のお家と違う環境がありました。
それは、テレビを観ない。
うちはケーブル持ったことないの。
そして、ゲームを買わない。
私にとって、とっても摩訶不思議で理解不可能なのが
ゲームを買って与えてあげながら、使っちゃいけないと叱ることです。
あるのに使わないのって難しいじゃないですか~!?
私だって、目の前に美味しそうなケーキをホレホレって見せられて、
でも食べちゃいけないって言われたたら、かなりきついっすよ、それ。
隠れて食べちゃうかもしれない。マジで。しかし、なければ食べられない。
でも、たまに無償に食べたくなるけど、ちょっとすれば忘れちゃいますよね。
子供のゲームもそんなもんではないかと思うのですが・・
(まずい、こんなこと書いてたら、すっごくケーキが食べたくなってきた、、
でもアメリカのケーキじゃイヤじゃ。日本の美味しいケーキじゃなきゃイヤじゃ。
この際、グルメのケーキじゃなくて、不二家のケーキだっていいんだよう~
でも・・現実は、そんなもんテキサスにはないのです)
スミマセン ついケーキのことで取り乱してしまいました。
本題に戻ります。
イチゴがのったショートケーキ・・うっうっ
じゃなくて、、、
本題に戻ります。
ゲームやテレビを小さい頃からいっつも見せてたら、一体どれだけの時間を
損出してしまうでしょう。
一人の子供はゲームやテレビを観る代わりに、お母さんが本を読んであげています。
またはお父さんと一緒に外でボール投げをしてあげてます。
一日に少なくても2時間は、親子でそのように過ごしています。
別の子は、その2時間をゲームとテレビを観て過ごします。
さて、一日に本を少なくても3冊読んであげるとしますと(小さい子の場合よ)、
一週間で21冊。一ヶ月で90冊。一年で1095冊です。
(だんだん算数の文章問題のようになってきておりますが・・構わず続けます)
ゲームをしている子とそうでない子の知恵に、一年で1095冊分の差がでます。
そして、外で遊んで運動させて健康になる代わりに、
ゲームをしている子は、家にいて運動不足になります。
ねっ、こう考えると結構怖くない?
SATという高校最後の年に受けるテストがあるのですが、
ギフテットというデューク大学のプログラムに入っている息子は
そのテストをこの間受けてきました。
ヒューストンでは5人くらいしか中学生は来ていませんでした。
なぜなら中学生でそのテストを受けることに招待されるのは、
全国テストでトップ何%(忘れた)に入っている子供だけだからです。
結果から申しますと「惨敗」でした。
だって高校の勉強なんてさせたことないんだもん。
でも「解らないということを解る」のは、いい経験だったんじゃないかな。
それでねエッセイがあって、そのエッセイで息子が例えとして書いた内容が
本当に小さい頃のむか~しむかしに読んであげた歴史からの引用。
それって、小さい頃からの積み重ねでしか養われない知識だと思うよ。
ドラゴン桜にあるように、そんなもんがなくてもテスト攻略が分かれば
良い点が取れるというのも、確かにそうかもしれない。
でも、深い知識を持つには・・
もうそれは、短期的な詰め込みじゃ絶対に無理でしょう。
しかし、私自身(そうやって教育して欲しかったぜ)って、今になっても思うわ。
特にこうやって何かを書いたりする時に
もうちょっとましなこと言えないのかって思ったりするものね。
まっ、とにかく、、、、
わたしゃ悪いことは言いません。
どうぞあなたのお子さんが小さい時に、お父さんとお母さんが
できるだけ話しかけをしてあげて、そしてゲームなどを与えずに
本を読んであげてください。
私の言っていることが間違っているか正しいか、
あなたのお子さんがティーンエージャーになる時に、
きっと分かっていただけるでしょう。
その時に、あなたにも安心して見てられる親になって欲しいにゃ。
P.S.
あんなに教育してきたうちの息子だって、
ティーンになったら急にアホになっちゃったんだから。
脳科学者さんの言うとおり、背は伸びておりますが、
知能は停滞してますわな。まったくも~しょうがない。
だから、母はこれからケーキを買いに行くわ♪
(なんの脈略もありませんが・・)