私たち母親のところに来てくれた赤ちゃんは、まるで人間性を向上させるために
大人にさまざまなレッスンを教えてくれる先生のようです。
魂を向上させるために、赤ちゃんを授かった私たち母親はなんてラッキーなんでしょう。
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(2006年の春に友人の赤ちゃんを預かっていた時の話です)
赤ちゃんのいるお母さんたちの気持ち、わたしゃよ~く分かります。
なんでって?
昨日から1ヶ月半の赤ちゃんを預かってるからよ~~~
我が家は新しく一緒に住むことになった15歳の姪と
朝から夕方まで預かっている赤ちゃんとで、
とってもにぎやかになりました。。。
生まれてから6週間しかたっていないNathaniel君(ナサちゃんと呼ぼう)の
お母さんはうちの子が小学校4年生の時の先生でご近所さん。
よく裏の公園で犬の散歩で会って立ち話・・
つまりオバサン同士の世間話をする仲。
ある日、「赤ちゃんができるなんて羨ましいわ~」って、わたし。
「オ~、それなら学校に復職してから夏休みまで預かってちょうだいよ~。
Duganのお母さんに預かってもらえるなら、私はとっても安心だわ」
とナサちゃんのママ、トレーシー。
「そうねっ♪」って何も考えずに軽く答えてる、わたし。
そして、本当にその通りになっちゃって、今Duganのベッドで寝ているナサちゃん。
こうして書きながら、(これから夏休みまでの一月半どうしよう)と冷や汗のわたし。
小さな赤ちゃんのいるお母さんって本当に大変だったのね~~~オーマイゴッド!
もう13年も前のことだったので、楽しくて甘い記憶しか残っていず
赤ちゃんの面倒を見るということが、いかに大変だったか完璧に忘れていた。。。
しかし、、、、
赤ちゃんの威力ってとってもすごいと思う。
この間、あることがあってドワ~っと疲れていた時、
もうたまらなく体が重くてけだるくて氣が入らなかった。
それで、瞑想したり塩風呂入ったり、なんとか自分を癒そうとしていたのですが、
何をしても効き目がない。
そんな日の夕方、、、
買い物に行き、お母さんに抱っこされている赤ちゃんに
なんだか吸い込まれるような気がして見ていたら、
向こうも私をじ~っと見つめている。
もし、赤ちゃんの目と私の目が合っている時に音がしてたとしたら、
まさに「ピピピピ」といういう感じ。
そして信じてもらえないかもしれませんが、
ほんの一瞬その赤ちゃんと私との間でエネルギーが流れた感じがして、
その時、重くて疲れていた体が瞬間的にスッと軽くなり、
それまであった倦怠感が一瞬で消えてなくなったのです。
あれは一体何だったのだろう???
昨日一日ナサちゃんを預かって思ったことですが、
体は小さくても彼の赤ん坊の体の中に入っている魂は、
大人と同じくらい存在感があるのですね。
ナサちゃんと触れたその夜、瞑想をした私は、
いつもはすぐには行くことのできない、とても深い瞑想状態に
即効で行くことができました。
あれは一体何だったのだろう???
ナサちゃんを抱っこしていると、彼の目が光を追っているのが分かります。
光を追っている時のナサちゃんは
まるで自分の知っている世界を見ているような目をしています。
赤ちゃんって神様のようです。
それが大人になるとだんだん生まれ持って知っていることを
忘れちゃうのですよね。
大人になってから、赤ちゃんのような心に少しずつ戻れたらいいですね。
それが魂を磨くということなのかと、赤ちゃんが教えてくれてるような気がします。
そうやって考えると、子供を授かった親はラッキーなんだな~
だって先生が自分のもとに来てくれたようなものだものね。
あ~~~~
そんな夢想に耽っている場合じゃない。。。