いい教育、または高度な教育を与えてあげるためには、お金がないとできない・・
と、あなたは諦めていませんか?我が家も私立に行かせるお金はなかったけど
私は全然諦めていませんでした。というか、お金を払って人に任せるより
自分たちで教育した方が、よっぽど高度な教育を与えてあげられると
そう確信してやってきました・・・
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前回に引き続き well-rounded education(幅広い豊かな教育)について、
今回は私たちがこれまでにしてきたことや考えてきたことを
具体的にお話させていただきます。
そこで、、、、
まずは突然、結論から大きな声で言いたいことがあります。
「与えりゃいいってもんじゃなーい!!」
どりゃ~~~
ビックリした?今日はちょっとバシバシっと、独断と偏見であろうが
思っていることをストレートに、言い切っちゃうスタイルで書くゾー。
ではではっ!!
本物を見せるとか与えるとか、それだけのことだったら成金でもできるのでR。
お金の力で色んなものを見せられたり、与えられたりしている子供が、
本当に様々なことを感性や考える力を持って、見ることができるようになるか?
答えはノーでR。
どうやって受け取るか、どうやって考えてものを見るか、
とうやって与えられたことを体験するか、どうやって感じるか、
それらを教えずに、ポイポイ、ポンポンお金をかけて子供に与えても、
子供を鼻持ちならない金持ちに育てるだけでR。
良いものを消化する感性と知恵を育てずに、与えてばかりいたらだめなのさ。
そんな風に育った子供は、与えてくれる親への感謝の気持ちなどなくなり、
もっともっと与えてもらうことだけを要求するようになるのでR。
お金持ちで幅広い豊かな教育を与えられ、本当に教育があり上品な人もいる。
しかし、お金持ちで幅広い豊かな教育を与えられながら、
アルコールやドラッグに走ってしまう、金持ちのドラ息子や我が儘娘も
世の中にはたくさんいるゼ。
だからポイポイ与える前に、子供に知恵と感性と考える力を育む教育を
親は今一度しっかりと考えて、フンドシを締め直して取り組もう!
気合いさえ入れれば、お金がなくても与えてあげられる最高の教育がある!
それには、毎日子供を手塩に掛けて、教育し育てていくという
親の気力と体力と努力が必要なのだ。
あ~~~、スッキリした~。
さて、イギリスのイートン校について興味があるという方がいました。
最高の教育を受けるためには、お金が掛りそうだよね。
でもお金を掛けずに、あなたにもできる教育方法があります。
実はうちの夫はずっと昔、ワシントンDCのSt. Albans という
名門私立校で、教鞭をとっていたことがあります。
彼の生徒には、ハインツ家(トマトケチャップだよ)、ロックフェラー家、
フォード家、ルーズベルト家、マリオット家(ホテルだよ)の子息がいました。
イートン校のコメント読んだ後、ダディーと”名門校について”話をするまで、
こんなこと考えたことはなかったのだけど・・・
そんな大金持ちが大枚はたいて受けていた教育が、うちではタダだったんだ~!
ぶふぁふぁふぁふぁ~
しかし、ダディー曰く、
「名門校の先生だからって、普通の学校の先生より優れているということはない」
と断言しています。それだけじゃなく、
「先生じゃなくて家庭の教育と環境だね」とも断言しています。
うちではどうしてたか。
一言で説明しますと、、、
ネットワーク型の教育です(今勝手に作った言葉・・)。
なんなんだそれは?
ハイ、それは体験と知識と感性をネットワークさせていく教育です。
その教育にはお金も知識も必要ありません。
ただ、子供を手塩にかけて育てるという、親の愛と努力と気合いが必要です。
例えば、、具体的に説明します:
サンアントニオのアラモの砦に子供を連れて行きます。
ただの観光地よ。
でもホテルに泊まってお金を掛けたら、ただ(無料)の観光地じゃなくなります。
しかも、遺跡の観光地なんて子供には面白くない。
だからお金を掛けて連れて行っても、何の役にもたたないし、
もし連れて行くだけなら、気合いを入れなくてもできる教育です。
しかし、ここからが親の努力が必要なネットワーク型の教育です。
アラモの砦には、テキサスをメキシコから独立させるために、
砦に篭って戦った勇士たちの歴史があります。
ここで、この間書いたように、娯楽物のビデオだけでなく、
エデュケーショナルなドキュメンタリーを観せる事が役に立つのさ。
そこに行く前に、前もってどういう背景のある所か見せておきます。
アラモの砦の物語は、ドキュメンタリーだけじゃなく映画化もされている。
男の子が大好きなバンバン、バキューンバキューンの西部劇です。
そんなのもたくさん観せておく。
それだけじゃなく、アラモの砦の戦いでは負けたけど、
テキサスをメキシコから独立させる戦いに勝利を収めた
サム・ヒューストン(テキサス州ヒューストンの名前の由来の人です)
の銅像が近くにあるので、そこを通った時にはもちろん、
サム・ヒューストンさんのお話もし、その時代の歴史の本を読み聞かせする。
色々な角度からその辺りの歴史物を何冊も読み聞かせしておく。
しかし、読んで聞かせるだけじゃなく、本を通じて親子で空想したり、
想像したりしながら色々な会話をし、本を読みながら親子でバカ笑いをしておく。
そんなことをしているうちに子供の頭の中で、
アラモの砦について、どんどん夢が広がっていきます。
どこにあるんだろう?どんなところだろう?
そこで地図を見せて、テキサスの位置からヒューストンとサンアントニオまで
どのくらい時間が掛るものなのか、地図の見方も教えておく。一石二鳥じゃ。
子供にはどんなところか見たいという好奇心がモチベーションとなって、
ぐいぐい興味をそそられ、見せられたものを興味を持って吸収していく。
そういう準備を前もってたっぷり時間を掛けてしておいて、
そして、最後にお金を掛けて連れて行ってあげる。
するとどうなるか?
もし、背景を知らずにポイッと連れて行ったら、なんだこんなボロい砦・・って、
サラっと見たら、もう飽きちゃって、「アイスクリーム食べに連れてって~」
なんてことになるかもしれない。
そしたら親も、
「親がせっかく働いたお金を使って連れてきてやってるのに、全く感謝がない」
なんてイライラするんじゃないの?
しかし、背景を知っていて、想像が最大限に膨らんでいる子供にとって、
ボロい遺跡は、決してただの観光地ではなくなります。
だから時間を掛けて、触って感じて、ガイドの人に質問をして、
スッと通り過ぎるだけなら、10分も掛らずに全部見られる遺跡に
2時間いても飽きないで、隅々まで見て回ることができる・・というワケさ。
これはアラモの砦の話だけではないんだよ。
自分の生活の中でネットワーク型の教育を
子供の年齢と興味に合わせて
どのように取り入れられるか・・よ~く考えてみてね。
あとは、あなたのクリエイティビティーにかかっている!
私はあなたのことやあなたの子供のことを知らないので
森を見せてあげるだけしかできないけど
森の中に道を見つけて一本一本の木を探していくのは
お母ちゃん、あ~たの仕事だ。
さてさて、今日のお話のコンセプトです:
本物を見せるということは、何を見せるかの問題ではなく
子供が何を見ても感じられる、理解して考えて見ることができる、
その感性と知性が問題なんだと思う。
それを育んであげることが、お金を掛けずに親が与えてあげられる
最高の教育よ!
物を見て、判断できるその感性と知性を養ってあげずに、
ただ与えて見せるだけでは十分ではないということだ~。
石ころ一つ見るだけでも色々なことを考えられる、
そんな感性と知性を持った子供に育てれば、
その子の世界はどんな世界でも、カラフルで刺激に溢れることでしょう。
この話、まだまだ続きま~す。
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マミ~のビタミン剤
Genius without education is like silver in the mine.
- Benjamin Franklin
教育を与えられていない天才とは、鉱山に眠る銀のようである。
ベンジャミン・フランクリン
知識無しに見に行く遺跡は、その辺の土手と変わりがない。
マミ~のたわ言
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