私のライティングはこれから次世代に入ります。
これまでは、(こんな風に考えようね)、(あんな風にするんだよ)と
人の手を取り、みんなで歩いて行こう的なムードがあったと思います。
でもこれからは、これを読んでくださっているみなさんは
既に私がこれまで書いてきたことに共鳴してくださり
そして、毎日の生活の中で実行されている方であろう
ということを前提に書いていきます。
ので、ここからはつっこんだ高度な話題に容赦なく入っていきます。
と脅かしておいて、全然そうでもなかったりしますから、どうぞご安心を。
しかし、、、話題は全て完全に私の個人的なテイストで
私が興味のあるものに特化されますので、果たして多くの方が
このメルマガを継続してお読みいただくことに・・・ なるのでしょうか?
次世代に移行して、また書きたくなった動機とは
日米で入手可能な情報には大きなギャップがあると感じていて
「そこんとこ、なんとかなんないの~?」という、じれったい気持ちで
ウズウズしてたまらんっ! のであります。
世界には英語ができなければ入手することができない
素晴らしい情報がたっくさんあります。
ま、素晴らしい情報と言っても、個人的な勝手な見解ですから
これを読んでくださる方にも、素晴らしい情報となるかは分かりませんが
でもヘタな鉄砲数撃ちゃ当たります、、よね?きっと。
なので、中にはビンゴーっ!となる情報もあると思いますよ。
あと、それだけじゃなくて、まぁ、時々どうしてもお話したくて
ウズウズしてしまうこともあったりして。。
なのでこれからは、気ままに思った事を書き連ねるということで
ん?
だとしたら次世代も前世代もあまり変わりはないのかも?
どちらにしましても、不定期で、しかも話題もランダムになりますが
これからもヨロシクです♪
さて本日の話題は:
“Dialogic Readingと呼ばれる対話形式の読み聞かせについて”
対話形式の読み聞かせは、これまでの読み聞かせの方法とは違い
大人が一方的に、子供に読み聞かせをしてお終いという方法ではなく
大人と子供との間で、絵本の読み聞かせをインターアクティブにする、という方法です。
私が読んだ研究書は2004年に書かれた物なので
このムーブメントはかなり新しい分野だと考えますが・・
でも、今子育て中の人には、そんなことはどうでもいいことよね。
だって今、すぐ使える有益な情報が欲しい! ものね。
じゃないと、もたもたしてたら子供は大きくなっちゃうもの。
(うちの子も大きくなっちゃって、少年から青年になってしまいました。
ブログに写真を載せましたが、子供がこんなに大きくなった今では
子供が小さい頃とは親の悩みも変わってくるのよねぇ。。。)
http://plaza.rakuten.co.jp/lunday/
話しを元に戻しますが
では、果たして実際にこの対話形式の読み聞かせというものが
本当に子供の言語習得に効果があるのか?
結論から言いますと、対話形式で読み聞かせをしてもらった子供たちは
例えそれが数週間という短い期間でも、言語発達能力テストで
通常の読み聞かせのみの子供たちよりも、数ヶ月リードするとのこと。
(この研究の子供たちの対象年齢は3歳前後です)
「ぬお~~っ それってどうやってやるの~~?」
って、知りたいでしょ?
あのね、多分みんな自然にやっていることだと思うのよね。
そう、そんなに難しいことじゃないのよ、お母さんにとっては。
でもさ、こういう研究って、このような方法を規格化して
誰もができるようにして、マスでどう言語発達能力が変わってくるか
という目的もあるはずだから、定義を決めたり方法をマニュアル化するんでしょ、きっと。
私は実際
やってましたよ。
うちの子供に。
当たり前のようにやってた。
だって、絵本を読んであげている時にですよ
子供に「これはな~に?」って話しかけたり
「もしこれがこうなったら、あれはどうなっちゃうのかな~?」
って話しかけることなんて、誰でもやってることなんじゃないの?
もしですよ、あなたが読み聞かせの信望者だったとします。
それで、これまでに何十冊、何百冊も絵本の読み聞かせをしながら
子供に話しかけをしないで、まるで機械のように読んでるだけだとしたら・・
それって怖ぞ。
実際にそんな人がいたら
「あなた、感情はあるの?情緒はないの?」っていう話になりません?
では、推奨されいている対話形式の読み聞かせの方法とは:
1.これは何?という質問を多くする
(絵本を見ながらこれは何?とか、これは何だと思う?などの質問をするそう)
2.絵本を一緒に読みながら制約のない会話をする
(つまり解答がある話でなくてもいいので、とにかく子供に自由に発想させる)
3.子供の興味に沿って会話を進める
(決して親が一方的に押し付ける会話ではないということですね)
でね、子供たちもただ一方的に読み聞かされるよりも
対話形式の読み聞かせの方が、だんぜん絵本にのめり込むんですって。
但し、まだ喋れない子供(50以上の単語を喋れない場合)には
この方法はちょっと早いそうです。
しかし、このような常識を知るために、なぜ大掛かりな研究が必要なのだろうか?
そっちのマインドの方を研究してもらいたいものだわ。
昨日ね、栄養学の博士が家に遊びに来てたんだけど
面白いことを言ってました。
「医学博士とか何人かかたまって、ある症状がなぜそのようになるか
その原因は遺伝子なのではないかって複雑な話をしているのよ。
で、意見を聞かれたから言ってやったわ。「食べてないからでしょ」って。
そしたら、男の科学者が数人頭をつき合わせて、それについて考察を始めて
でも最後には「確かにそうだ」って納得してたわ」
「頭で考えてばかりいて感覚や感性を使わないのは、全くもって時間の無駄よ」
ということでした。
はははっ
私もそれに賛成~。しかもそれって、何も科学者だけじゃなく
一般の人にも当てはまるんじゃないかしらね。